履歴書の書き方完全ガイド|初めてでも安心の基本マナー
履歴書は採用担当者があなたを知るための最初の書類です。形式や書き方には決まりがあり、ちょっとしたミスで「常識がない」と判断されてしまうこともあります。
この記事では、初めて履歴書を書く方が迷わないよう、フォーマットの選び方から各項目の書き方、郵送時のマナーまでを網羅的に解説します。
履歴書を書く前に準備するもの
書き始める前に、以下を手元に揃えておくとスムーズです。
- 証明写真(3ヶ月以内に撮影、4×3cm)
- 印鑑(履歴書に押印欄がある場合)
- 黒のボールペン(消えるペンや鉛筆はNG)
- 学歴の正式名称(学校名・学部・学科)
- 職歴の入退社年月(雇用保険被保険者証や離職票で確認可能)
- 保有資格の取得年月
下書き用に鉛筆で薄く書いてからボールペンでなぞる方法もありますが、最近はパソコン作成が増えています。
履歴書のフォーマットの選び方
履歴書には主に3種類のフォーマットがあります。
JIS規格様式
最も一般的で、新卒・転職どちらにも使えます。職歴欄が大きく、自己PRや志望動機欄が比較的コンパクト。
厚生労働省推奨様式
2021年から新たに推奨されているフォーマット。性別欄が任意記入になり、より時代に合った形式です。
一般用(市販)
文具店で売られている履歴書。志望動機欄や自己PR欄が大きいタイプが多く、アピールしたい方向け。
手書き vs パソコン作成
| 項目 | 手書き | パソコン作成 |
|---|---|---|
| 印象 | 丁寧さ・人柄が伝わる | 読みやすさ・効率性 |
| 修正 | 書き直し必須 | 簡単 |
| 向いている業界 | 接客・公務員・一部の伝統的企業 | IT・事務・営業など多くの業界 |
| 提出スピード | 時間がかかる | 早い |
迷ったらパソコン作成が無難です。「手書き必須」と指定がある場合のみ手書きにしましょう。
基本項目の書き方
1. 氏名・ふりがな・生年月日
- 氏名は楷書で大きくはっきり書く
- ふりがなは記載に合わせる(「ふりがな」ならひらがな、「フリガナ」ならカタカナ)
- 生年月日は西暦・和暦のどちらでも構いませんが、職歴欄と必ず統一する
2. 住所・連絡先
- 都道府県から記入
- マンション名・部屋番号まで省略せず書く
- 電話番号は日中連絡が取れる番号を記入
- メールアドレスはビジネス用途のものを使用(漫画・ゲーム由来のアドレスは避ける)
3. 学歴
- 一般的に中学校卒業から記入します
- 学校名は正式名称で(例:「○○県立○○高等学校」「学校法人○○大学」)
- 大学・専門学校は学部・学科まで明記
- 「同上」「〃」は使わず、毎回正式名称で書く
学歴の和暦・西暦の計算が面倒な場合は、カンタン履歴書の学歴年度早見表を活用してください。
4. 職歴
職歴は採用担当者が最も注目する項目です。
書き方のポイント:
- 会社の正式名称(株式会社○○、有限会社○○など)
- 入社・退社の年月を明記
- 退職理由は「一身上の都合により退職」が一般的
- 現職の場合は最終行に「現在に至る」、その下に右寄せで「以上」と書く
特殊なケース:
- 会社が改名された場合:「株式会社○○(現:株式会社△△)に入社」
- 吸収合併された場合:「合併により株式会社○○に転籍」
- 派遣・契約社員の場合:「○○株式会社(派遣社員として△△株式会社に就業)」
5. 資格・免許
- 取得年月の古い順に記入
- 正式名称で(「英検2級」→「実用英語技能検定2級」)
- 運転免許は「普通自動車第一種運転免許」と正式名称で
- 取得予定の資格は「○年○月取得予定」と書ける
6. 志望動機
「なぜこの会社か」「なぜ自分なのか」を200〜300字でまとめます。
書き方のテンプレート:
[応募先企業の魅力・共感した点]に魅力を感じ、応募いたしました。
前職で培った[具体的なスキル・経験]を活かし、貴社の[貢献できる業務]に
貢献したいと考えています。[応募先で挑戦したいこと]に取り組み、
長期的にキャリアを築いていきたいです。
例文(製造業向け):
貴社の地域密着型のものづくりに共感し、応募いたしました。前職の食品工場で
培った品質管理の経験と、フォークリフトの実務経験を活かし、貴社の生産ラインに
貢献したいと考えています。長く勤めて、後輩の指導まで担えるよう成長していきたいです。
7. 本人希望欄
特に希望がない場合は「貴社の規定に従います」と記入。
希望を書く場合:
- 給与・勤務地・職種など具体的に
- ただし「給与○○円以上」など強い希望は避ける
- 勤務開始日(在職中の場合は引き継ぎ期間の目安)
証明写真の貼付ルール
- サイズは縦4cm × 横3cm
- 3ヶ月以内に撮影したもの
- 写真の裏面に氏名を記入してから貼る(剥がれた時の保険)
- のりまたは両面テープで丁寧に貼る(セロハンテープはNG)
- スナップ写真・自撮りは絶対に使わない
証明写真の撮り方はこちらの記事で詳しく解説しています。
郵送・提出時のマナー
封筒の準備
- 白の角形2号封筒(A4が折らずに入るサイズ)
- 表面:宛名(会社名・部署名・担当者名)を縦書き
- 表面左下に**「履歴書在中」を赤字**で書き、四角で囲む
- 裏面:自分の住所・氏名を記入
同封するもの
- 送付状(添え状)
- 履歴書
- 職務経歴書(求められた場合)
すべてクリアファイルに入れてから封筒に入れます。雨に濡れたり折れたりするのを防ぐためです。
送付状の書き方
A4で1枚、以下の構成で書きます:
- 日付(右上)
- 宛先(会社名・部署名・担当者名)
- 自分の住所・氏名・連絡先(右寄せ)
- 件名(「履歴書送付の件」など)
- 挨拶文
- 本文(応募の旨を簡潔に)
- 同封物の一覧
やってはいけないNG例
履歴書でよくある失敗を10個挙げます。
- 修正テープ・修正液の使用 → 書き直しが原則
- 鉛筆・消えるペンでの記入 → 黒のボールペンで
- 空欄を放置 → 該当なしの場合は「特になし」と書く
- コピーした履歴書の使い回し → 必ずオリジナルを提出
- 押印が必要なのに忘れる → 印鑑欄がある場合は必ず押す
- 写真が古い・スナップ写真 → 必ず3ヶ月以内に撮影した証明写真
- 西暦と和暦が混在 → 書類内で必ず統一
- 誤字脱字 → 提出前に第三者にチェックしてもらう
- 学校名の略称(○○高、○○大) → 正式名称で
- 裏面に何も書かれていない → 履歴書の裏面に氏名を書くと丁寧
カンタン履歴書の便利機能
カンタン履歴書なら、これらのマナーをすべて自動でカバーできます。
- フォームに沿って入力するだけで、A3サイズの正式なレイアウトに自動成形
- 学歴年度の早見表モーダルで、和暦・西暦の計算ミスを防げる
- 証明写真メーカーで、スマホ写真を履歴書サイズに調整
- AI文章補助で、志望動機や自己PRの下書きを自動生成
- PDF・Wordの両形式でダウンロード可能
まとめ
履歴書の基本は「丁寧さ・正確さ・読みやすさ」の3つです。
書類選考で落とされる理由の多くは、内容ではなくマナー違反です。今回紹介したルールを守るだけで、書類選考の通過率は確実に上がります。
書き慣れていない方は、まず手書きの下書きを作るより、入力フォームで一度全項目を埋めてみるのがおすすめです。
この記事を読んだら、さっそく履歴書を作ってみませんか?
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