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中卒・高卒の履歴書の書き方|学歴に自信がなくても採用される方法

中卒・高卒の方向けに、学歴欄の正しい書き方、志望動機の例文、業界別の採用ポイントを解説。学歴を理由に採用を諦める必要はありません。

学歴に自信がなくて、履歴書を書く前から気持ちが沈んでしまう。そんな方は決して少なくありません。

しかし結論から言うと、製造・運送・警備・建設・サービス業などの現場系の仕事では、学歴より「働く意欲」「素直さ」「定着率」の方が遥かに重視されています

この記事では、中卒・高卒の方が履歴書で損をしないための書き方を、採用担当者の本音と業界別のアドバイスを交えて徹底解説します。

採用担当者が中卒・高卒の応募者を見るポイント

実は、現場系職種の採用担当者が最初に見ているのは学歴ではありません。

優先順位の高い順に、以下を見ています:

  1. 健康状態と働く意欲(最重要)
  2. 過去の職歴の続け方(定着率)
  3. 指示を素直に聞けそうな人柄
  4. 通勤手段と通勤時間
  5. 保有資格(運転免許、フォークリフトなど)
  6. 学歴(ここでやっと登場)

これは決してリップサービスではなく、人手不足が深刻な現場系業界の実情です。「大卒以上」を条件にしている企業はそもそも応募対象外なので、応募できる時点で学歴の壁はクリアしています。

中卒・高卒の人が強い職種・業界

学歴をハンデと感じる必要がない、むしろ歓迎される業界を知っておきましょう。

業界 主な職種 学歴より重視されること
製造業 工場オペレーター、組立、検査 体力、集中力、長く続けてくれるか
運送業 トラックドライバー、配送 運転免許、運転歴、健康状態
警備業 施設警備、交通誘導 真面目さ、規則を守れるか
建設業 作業員、現場監督候補 体力、職人気質、向上心
飲食・小売 店員、調理補助 コミュニケーション、シフトの柔軟性
介護 ヘルパー、施設職員 人柄、忍耐力

特に製造・運送・警備の3業界は人手不足が深刻で、学歴不問・未経験歓迎の求人が非常に多いのが特徴です。

学歴欄の正しい書き方

中卒の場合の書き方

履歴書の学歴欄には、最終学歴の前の段階から書きます。中学卒業が最終学歴の場合は、小学校卒業から記入します。

学歴
2008年 3月  ○○市立○○小学校 卒業
2008年 4月  ○○市立○○中学校 入学
2011年 3月  ○○市立○○中学校 卒業

ポイント:

  • 学校名は正式名称で(「○○市立」「県立」など)
  • 「同上」「〃」は使わない
  • 卒業後すぐに就職した場合、「就職」とは書かず、職歴欄に書く

高卒の場合の書き方

中学校入学から記入します。

学歴
2014年 4月  ○○市立○○中学校 入学
2017年 3月  ○○市立○○中学校 卒業
2017年 4月  ○○県立○○高等学校 普通科 入学
2020年 3月  ○○県立○○高等学校 普通科 卒業

ポイント:

  • 学科名(普通科、工業科、商業科など)まで明記する
  • 中退の場合:「中途退学」と書き、その後の経緯を職歴で説明できると尚良い

中退(高校・大学)の場合

中退も正直に記載します。隠す方が後でバレた時のリスクが大きい。

2020年 3月  ○○県立○○高等学校 普通科 中途退学

中退理由を聞かれた時のために、簡潔な説明を準備しておきましょう。「家庭の事情」「経済的な理由」「健康上の理由」など、事実に即した形で。

履歴書全般の書き方は履歴書の書き方完全ガイドも合わせてご覧ください。

志望動機の書き方|学歴に触れすぎないコツ

学歴に自信がない方ほど、志望動機で「学歴がないけど頑張ります」と書きがちですが、これは逆効果です。

やってはいけないNG例:

学歴はありませんが、その分人一倍努力する気持ちはあります。
学歴がない自分でも採用していただけるなら、必死に頑張ります。

これだと「学歴で評価される会社」というイメージを採用担当者に与えてしまい、本人の魅力が見えなくなります。

OK例:製造業向け

貴社の地域に根差したものづくりに共感し、応募いたしました。
高校卒業後、○年間にわたり○○の業務に従事し、コツコツと作業を続ける
忍耐力と、品質を維持するための注意力を培ってきました。
貴社で長く勤めながら、技術を磨いていきたいと考えています。

OK例:運送業向け

普通自動車免許を取得して○年が経ち、運転には十分慣れています。
事故・違反歴はなく、安全運転を最優先に考えています。
貴社の地域配送の業務に貢献し、ゆくゆくは中型・大型免許の取得も
視野に入れてキャリアを伸ばしていきたいと考えています。

OK例:警備業向け

真面目に物事に取り組む性格を活かせる仕事として、警備の仕事に
魅力を感じ応募いたしました。これまでの○○の経験で培った、
ルールを守って業務を遂行する姿勢を活かせると考えています。
夜勤・早朝勤務も可能です。

ポイントは「学歴の話を一切しない」こと。職歴・人柄・働く姿勢で勝負します。

自己PRの書き方|職務経験を強みに変える

自己PRも、学歴ではなく職歴・人柄・体力・実績で書きます。

職歴がある場合

具体的な業務内容と継続期間を書きます。

高校卒業後、○年間にわたり地元の○○工場で梱包・出荷業務に
従事してきました。決められた手順を正確に守ることで、不良品の
発生を年間で○件以下に抑えてきた実績があります。
朝早い時間からの勤務も継続できており、体力にも自信があります。

職歴が短い・浅い場合

部活動、アルバイト、家業の手伝いなど、何でも材料にできます。

高校時代は野球部に3年間所属し、夏休みは早朝5時からの朝練に
毎日欠かさず参加しました。継続力と早起きが習慣になっています。
卒業後はコンビニで2年間アルバイトをしていましたが、
店長から「無遅刻無欠勤の責任感を評価する」とお言葉をいただきました。

ブランク期間がある場合

ブランクがあっても、書き方次第で印象を変えられます。詳しくはブランクがあっても採用される履歴書の書き方を参考にしてください。

やってはいけない5つのNG例

中卒・高卒の方の履歴書でよくある失敗を挙げます。

  1. 「学歴がなくて申し訳ありません」と書く → 自己卑下は逆効果
  2. 学歴欄を空欄にする → 必ず最終学歴の前から書く
  3. 中退を隠す、または嘘を書く → 後でバレるリスク大
  4. 学校名を略称で書く(○○高、○○中) → 正式名称で
  5. 西暦と和暦が混在する → 書類内で必ず統一

業界別の追加アドバイス

製造業に応募する場合

  • フォークリフト・玉掛け・クレーン運転免許などの資格があれば必ず記載
  • 過去の工場勤務経験(バイト含む)は強くアピール
  • 「夜勤可」「交替制勤務可」と本人希望欄に書くと有利

運送業に応募する場合

  • 普通自動車免許の取得年と運転歴
  • 中型・大型免許、けん引、フォークリフトなどの保有資格
  • 事故・違反歴がない場合は明記する

警備業に応募する場合

  • 警備員指導教育責任者などの資格があれば記載
  • 夜勤・早朝対応の可否を本人希望欄に
  • 真面目さを示す職歴(継続年数の長いもの)を強調

面接でよく聞かれる質問への準備

履歴書を書いたら、面接で聞かれそうな質問への回答も用意しておきましょう。

質問 準備ポイント
なぜ進学しなかったか 簡潔に事実を答え、その後の自分の頑張りに繋げる
なぜ高校(大学)を中退したか 隠さず正直に。今は健康・問題なしと伝える
前職を辞めた理由 不平不満ではなく、前向きな理由に変換
長く勤められるか 通勤・体力・家庭の状況の安定をアピール

初めての転職で履歴書を書く場合の注意点は初めての転職で履歴書を書く前に知っておくべきことで詳しく解説しています。

カンタン履歴書なら学歴計算も自動

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  • 中卒・高卒の方も、学校名と卒業年を入力するだけで適切な書式に
  • 用紙の選択もJIS規格・厚労省様式から選べる
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まとめ

学歴に自信がない方が履歴書を書く時のポイントは3つです。

  1. 学歴を理由に自分を下げない(自己卑下は逆効果)
  2. 学歴に触れず、職歴・人柄・体力・資格で勝負する
  3. 製造・運送・警備など、学歴より人柄を見る業界を狙う

学歴は変えられませんが、書き方と狙う業界次第で、採用される確率は大きく変わります。

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